小さな人のための舞台「かぜのうた」

乳児対象定例鑑賞会「かぜのうた」
9月20日(祝月)梅丘パークホール①11:15 ②13:30
 
この作品は、表現教育家の大沢愛さんによる乳児向けの舞台作品です。
大沢愛さんが主宰するNPO法人表現教育研究所は、赤ちゃんと大人のための上演活動、わらべうたワークショップ、小中学生のための表現ワークショップ、演劇プロジェクトなどの企画および実践をしています。

お母さんやお父さんのお膝で、抱っこで、わらべうたで遊ぶことから始まりました。
こどもたちの楽しそうな笑い声、大人たちのリラックスした表情・・・。



その後、みんなでふわっと席についたら、いよいよ舞台です。
大沢愛さんの柔らかな歌声に、こどもたちがすぅっと集中していきます。「いないいない…ばあ!」でキャッキャッと声を出して笑ったり、静かな場面で思わず立ち上がってジッと見つめたり。
少し変わった楽器も出てきました。その楽器の音色は、まるで本当に風が吹いているようです。



風が吹いたと思うと、今度は夏の夜空を感じる場面に。ホタルが飛んで、まんまるお月さまが出てきます。お月さまの中ではうさぎの餅つきが始まります。
それは終始、穏やかな夏の一日、夏の風を感じるような時間でした。

そういえば、その夜はお月さまがとても綺麗でした
夜空を見上げて、舞台で観たお月さまとうさぎを思い出した人もいたかもしれませんね

★こだわりポイント
初めてお芝居に参加する小さい子どもと一緒にいる大人にゆったりうっとりした時間を過ごして貰うための雰囲気(空間)作りにこだわりました。